プンセット
イタリア / ピエモンテ

1987年、バルバレスコで最初にビオロジック認証を得たワイナリー。初の自社瓶詰めは1964年。現在のオーナーであるマリーナ・マルカリーノは、頭脳明晰で、ランゲ地方の女性・栽培醸造責任者の先駆の一人でもある。バルバレスコ以外にも、鮮明でクリスピーな酸を持つランゲ・アルネイス、ふくよかな丸みと明るく伸びやかな果実味が印象的なバルベーラ・ダルバも、長いビオロジックの歴史が育んだ土壌の健全さをしみじみと感じさせる味わい。さらに、エントリー・ラインとなるランゲ・ビアンコDOC ネ?( Ne?)も見逃せない出来映え。シャルドネ80%、アルネイス、コルテーゼなどの土着品種20%で、リンゴと白い花のニュアンスがあり、食中以外にアペリティーヴォにも好適。この“ Ne?”という名前はピエモンテ方言で、肯定的な断定や、その内容を強調する意味を持つ。同ワイナリーはビオロジック・ワインの啓蒙組織である「イタリアン・オーガニック・ワイン・ルート」にも所属する。
ピエモンテについて
イタリア北西部、アルプス山脈の南麓で、フランスと国境を接する州。面積はシチリアに続いてイタリア第2位。ワイン生産量は7位だが、その品質、多様性、独創性についてイタリアの首座にあると自負する州。DOCGは16、DOCは42にも達する。その心臓部は、州南部のバローロとバルバレスコ以外にも多くの地域で多彩なワインを生む。その筆頭は北部で繊細なネッビオーロを生むガッティナーラとゲンメの両DOCG。南東部アスティ地方では広く知られるバルベーラ、モスカート・ビアンコのスパークリング以外にも、ドルチェットやグリニョリーノも重要品種。南部のガーヴィ/コルテーゼ・ディ・ガーヴィDOCGの優美な白も、近年は本来の輝きを取り戻している。白では、バローロの北隣、ロエーロ地区のロエーロ・アルネイスも安定した人気を確立した。さらに近年では、アスティ県周辺の高標高地区、アルタ・ランガDOCGでの瓶内二次発酵ワインの生産も活況を呈し始めている。
Langhe Bianco – Ne’?
ランゲ・ビアンコ ネ?
品種:アルネイズ主体、ナシェッタ、ファヴォリータ、コルテーゼといった土着品種
醸造:4℃でソフトプレス。得られたきれいなマストは、およ17℃に保たれながら発酵が進む。一部でマロラクティック発酵。短期間落ち着かせてから、瓶詰め。手作業で収穫されたブドウは、圧搾されるまで最上の状態で保管できるよう、穴をあけられた小箱に入れられる。
¥3410 (2024)
Langhe Rosso – Neh!
ランゲ・ロッソ ネー!
品種:ドルチェット主体、バルベーラ、ネッビオーロ
植樹:1962~2010年ごろ
位置:標高360-400m、南東
土壌:泥灰土、石灰質
醸造:ドルチェットは約7-8日間、バルベーラ約18日間、ネッビオーロ約40日間、マセレーションを行う。その後、セメントタンクにて醗酵、熟成。品種ごとにマセレーションの期間を変えて醸造することで、バランスのとれた味わいに仕上がる。
¥3410 (2022)
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