Terre Segrete

テッレ・セグレーテ

イタリア ／ シチリア

テッレ・セグレーテは、カラブリア州でエッセンシャルオイル事業を営むジョルジオ・ラ・ファーチェが、母方の祖父から相続したエトナ山麓の土地で始めたワイナリーである。食とワインへの情熱からエトナでのブドウ栽培取り組み、、北斜面の区画ヴェルツェッラからのネレッロ・マスカレーゼ主体の赤2種、東斜面ミーロ村の区画カゼッレからの白2種の計4種のワインを生む。樹齢は白が2010年代、赤は1980年代植樹のブドウが最も古く、全てアルベレッロ仕立て・8000本/haの高密度で植えられ、イ・ヴィニエーリが栽培、醸造指導をしている。ロヴィテッロ地区に新たに建てたセラーでは、主にステンレスタンク発酵、上級キュヴェは樽発酵・熟成を行い、赤では一部全房発酵も採用。ワイナリー名には「架空の小さな動物たちが住む不思議な場所」という物語が込められ、この土地の魅力と共に新たな挑戦を続けている。

Etna Bianco – Pappagone
エトナ・ビアンコ パッパゴーネ

品種：カッリカンテ主体、ミネッラ、グレカニコ
植樹：2010年代
位置：北斜面560m、東斜面750m
土壌：砂質、火山性土壌
醸造：ステンレスタンクで発酵。ステンレスタンクで6ヵ月間熟成。瓶詰め前にフィルトレーション。

エトナ山の北斜面、カスティリオーネ・ディ・シチーリア村と東斜面ミーロ村のブドウを使用。柑橘やハーブの香りに、塩味やほろ苦さを伴うミネラル感。酸と旨味がワインの骨格を支え、果実味は控えめでシャープな印象。
¥4950 (2021)

Etna Rosso – Tremellino
エトナ・ロッソ トレメッリーノ

品種：ネレッロ・マスカレーゼ主体、ネレッロ・カップッチョ
位置：エトナ山北斜面550m
土壌：砂質、火山性土壌
醸造：ステンレスタンクで一部全房で10日間醗酵。ステンレスタンク6ヵ月間熟成。瓶詰め前にフィルトレーション。

エトナ山北斜面中腹、ヴェルツェッラの区画のネレッロ・マスカレーゼ主体のエトナ・ロッソ。明るいルビー色で、赤い果実とハーブの香り。酸はフレッシュで、タンニンは角を感じさせつつも果実味とバランスさせた、若いうちから楽しめるスタイル。
¥5280 (2022)