投稿者: amala

  • Domaine de Périllière (Les Vignerons d’Estézargues)

    Domaine de Périllière (Les Vignerons d’Estézargues)

    ドメーヌ・ド・ペリリエール

    フランス / ローヌ

    ドメーヌ・ド・ペリリエールはエステザルグ協同組合を構成する生産者の一つ。協同組合でありながら、ブドウ農家ごとに、つまりそれぞれの農家の持つ畑のテロワールごとにワインを生産しブランディングしていくということが、この協同組合の画期的なところだ。エステザルグ協同組合のワインは全くの日常的な価格にもかかわらず、彼らのワインの目覚ましい味わいは、1980年代と90年代のヴァン・ナチュールの黎明期に飲み手の嗜好を問わず多くの人の心をつかみ、現在でもパリやフランス全土で広く親しまれている。1965年に創業された協同組合は約10軒のブドウ栽培農家たちから構成されており、そのほとんどがバイオロジック栽培認証を取得、一部栽培家はリュット・レゾネでの畑の管理をしている。除草剤や殺虫剤は使用していない。協同組合としては小さいと言っても、総栽培面積550ha、年産平均160万本という規模で、1990年代から自然酵母醗酵、醸造中の添加物なし、清澄剤不使用、無濾過、亜硫酸の添加は瓶詰前のみというワイン造りを敢行。現在の醸造長ドゥニ・ドゥシャンは、2000年頃にエステザルグ協同組合の醸造長となり、先代に確立された醸造手法を継続している。それどころか、気候の変動により降雨量減少や猛暑日の記録が塗り替えられていく中リリースされるワインは、毎年のように磨きがかかっている。

    ローヌ南部について

    14世紀にローマ教皇庁があったアヴィニョン周辺に広がる広大な産地。非常にコクがありスパイシーなシャトーヌフ・デュ・パープが、このエリアの象徴的存在。シャトーヌフは13種の品種のブレンドが認可されるが、その土台はグルナッシュ。緻密でパワフルなジゴンダス、スパイシーなヴァケラスもローヌ南部に属する。AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュは、この地域の広域AOCコート・デュ・ローヌに対し「明らかに格上のAOCであり、その一部はフランスワイン最良の買得品」とジャンシス・ロビンソンは明言する。ロゼで知られるタヴェルとリラックも、ローヌ南部の一部。 ローヌ地方の最南西端で、西はラングドックに隣接するコスティエール・ド・ニームは海に近く幾分穏やかな気候とミストラルの風がブドウの健全な生育を助けるとされる。その中心都市、ニームは古代ローマ遺跡の宝庫としても高名であり、また、ジーンズに使われるデニム(de Nimes)の語源になった街でもある。

    ローヌについて

    リヨンのわずか35km南の街ヴィエンヌからアヴィニョンまで、南北約200kmにわたるローヌ河両岸に開く南仏の産地。エルミタージュ、コルナスなどを生む北部と、シャトーヌフ・デュ・パプ、ジゴンダスなどを生む南部に分かれる。生産量の面では、ローヌ河沿いの狭い谷の急斜面に畑が続く北部は、比較的なだらかな丘陵が続く南部に対し、わずか1/10ほどである。最もベーシックなAOCであるコート・デュ・ローヌは、北部では50村、南部では113村がその名を許される。のべ4万haの畑から生まれるそのワインの生産量はボジョレの約3倍で、ボルドーの全生産量に次ぐ。そのうち白、及びロゼは、わずか4%以下にとどまる。赤ワインの主要品種はグルナッシュで、赤の総栽培の約40%を占める。この地にブドウ栽培をもたらしたのは、紀元前4世紀頃にマルセイユの港を築いた古代ギリシャ人。その後、紀元前125年ごろ入植したローマ人が、ワイン生産を飛躍的に発展させたと言われる。

    ドメーヌ・ド・ペリリエールはエステザルグ協同組合を構成する生産者の一つ。協同組合でありながら、ブドウ農家ごとに、つまりそれぞれの農家の持つ畑のテロワールごとにワインを生産しブランディングしていくということが、この協同組合の画期的なところだ。エステザルグ協同組合のワインは全くの日常的な価格にもかかわらず、彼らのワインの目覚ましい味わいは、1980年代と90年代のヴァン・ナチュールの黎明期に飲み手の嗜好を問わず多くの人の心をつかみ、現在でもパリやフランス全土で広く親しまれている。1965年に創業された協同組合は約10軒のブドウ栽培農家たちから構成されており、そのほとんどがバイオロジック栽培認証を取得、一部栽培家はリュット・レゾネでの畑の管理をしている。除草剤や殺虫剤は使用していない。協同組合としては小さいと言っても、総栽培面積550ha、年産平均160万本という規模で、1990年代から自然酵母醗酵、醸造中の添加物なし、清澄剤不使用、無濾過、亜硫酸の添加は瓶詰前のみというワイン造りを敢行。現在の醸造長ドゥニ・ドゥシャンは、2000年頃にエステザルグ協同組合の醸造長となり、先代に確立された醸造手法を継続している。それどころか、気候の変動により降雨量減少や猛暑日の記録が塗り替えられていく中リリースされるワインは、毎年のように磨きがかかっている。

    Costières de Nîmes Rouge 2023
    コスティエール・ド・ニーム・ルージュ

    品種:シラー78%、グルナッシュ22%
    位置:東向き
    土壌:丸い小石や砂利、粘土、砂
    3~4週間マセレーション
    セメントタンクおよびステンレスタンクで8~10ヵ月間の熟成

    本キュヴェが生産される7haのブドウ畑は東向きという畑の条件から、果実は比較的ゆっくりと成熟し、収穫時期は協同組合の中では遅い方。シラーの骨格とスパイシーな香りをグルナッシュの酸が支える。若いうちからなめらかで甘美なタンニンがあり、瓶詰して数年はフレッシュな状態を楽しめる。
    ¥2530

  • SARL La Soeur Cadette

    SARL La Soeur Cadette

    ラ・スール・カデット

    フランス / ブルゴーニュ

    醸造所はヴェズレイにあり同地のドメーヌ・ド・ラ・カデットにて、父ジャン・モンタネと働きつつ、母親カトリーヌのドメーヌ・モンタネ・トダンでは醸造責任者として腕を振るう、ヴァランタン・モンタネのネゴシアン。醸造される買いブドウは、ヴェズレイ周辺のブドウだけでなく、ヴァランタンの醸造学校時代や、彼と志を同じくする友人の多い、ボジョレーやマコンのブドウの仕込みもしている。ドメーヌ・ド・ラ・カデット同様、ヴァランタンの父ジャンの設立したネゴシアンだが、2014年ころからは、醸造学校や海外での経験を経て帰ってきたヴァランタンに次第に運営を任せるようになり、近年ではヴァランタンが責任者としてワイナリーを経営している。2019年現在の生産ワインはヴェズレイ、マコン、ボジョレーを主軸にしているが、様々な地域でのワイン造りを経験し、好奇心の強いヴァランタンは、また新たな可能性を探しているようだ。

    グラン・オーセロワについて

    シャブリの周縁、数カ所の小規模な栽培地の総称。主な構成地域は4つで、シャブリから南西約15kmのイランシー村などで知られるオーセロワ地区、シャブリの南約40km、ディジョンからほぼ真西に約100kmの位置にあるヴェズレイ村などで知られるヴェズリアン地区、シャブリ東側のトネロワ地区、同西北西ジョワニー地区である。いずれも石灰岩豊富な土壌で、ブルゴーニュに典型的な葡萄が栽培されるが、黒葡萄のセザール(Cesar),白葡萄のサシー(Sacy)などの固有品種も極わずかに栽培されている。1999年に村名AOCに昇格したイランシー(以前はAOCブルゴーニュ・イランシー)はピノ・ノワール主体の赤ワインのアペラシオン。2003年に村名AOCとなったサン・ブリはブルゴーニュ唯一のソービニヨン・ブラン主体の白ワインのAOC。ミネラル豊富な辛口のシャルドネを生むトネロワ地区も、2006年にブルゴーニュ・トネールというAOCが認定された。

    ブルゴーニュについて

    北端のシャブリとその周縁、偉大なグランクリュの数々を含むコート・ドール、その南に続くコート・シャロネーズ、マコネ、ボジョレまでを含む地域の総称。大規模農園が多いボルドーと異なり、ここでは農園は相続を繰り返すごとに細分化され、農家の畑の平均は約6ha。通常一つのアペラシオン名を有する区画が多くの生産者に分割所有され、その最たる例のクロ・ヴージョは約50haが90の農家に分割所有される。ラ・ターシュなどのように一つのクリュの一生産者単独所有(モノポール)は稀有な例外である。それゆえ同じアペラシオンのワインでさえ、生産者によって「悲惨な代物から、素晴らしい逸品まで」と言われるほど品質のバラツキ、不確実性が顕著。ワインの生産形態も三つに大分され、1.ネゴシアン(買いブドウ/ワイン)を集めてブレンド。2.ネゴシアン自社畑栽培・自社醸造。3.ドメーヌ(農家の自社栽培・醸造がある)。なかには、まさに魂をゆさぶる、人知を越えた名品があるとさえ思わされるが、それにたどり着くのは至難である。

    Bourgogne Chardonnay
    ブルゴーニュ・シャルドネ

    品種:シャルドネ100%
    植樹:1980年代
    位置:南南西
    土壌:粘土石灰質
    醸造:ステンレスタンクで発酵。ステンレスタンクで9ヵ月間熟成。

    ブドウはマコンの有機のブドウ栽培農家から購入。ヴェズレからマコンはかなり距離があるが、共にワイン造りを学んだ同世代の友人が多い、ボジョレやマコンのブドウでワインを造ることは、ヴァランタンにとっても楽しみの一つ。南らしいふくよかな果実味。
    ¥4400 (2023)

    Vézelay – Angelots 2022
    ヴェズレ アンジュロ

    品種:シャルドネ100%
    植樹:1990年代
    土壌:粘土石灰質(粘土の比率が高い)
    醸造:ステンレスタンクで発酵。ステンレスタンクで15ヵ月間熟成。

    モンタネ家が根拠地とする、ヴェズレの有機のブドウ栽培農家から購入したブドウを原料にしている。名前はサント=マドレーヌ大聖堂に彫られた天使達(Angelots)に因む。が、エチケットには表記はされていない。
    ¥4950

    Chablis 2022
    シャブリ

    品種:シャルドネ100%
    土壌:粘土石灰質
    醸造:ステンレスタンクと木製樽で醗酵。ステンレスタンクと木製樽で12ヵ月間熟成。

    シャブリの村からもほど近い、フォントネ・プレ・シャブリ村やポワンシー村のヴィニュロンから購入したブドウを原料にしている。酸よりもゆたかな果実味が前面に出ている、カデットスタイル。
    ¥6050

    Bourgogne Rouge
    ブルゴーニュ・ルージュ

    品種:ピノ・ノワール100%
    植樹:1980年代
    土壌:粘土石灰質
    醸造:ステンレスタンクで10日間マセレーション。ステンレスタンクと木製樽で9ヵ月間
    熟成。

    ブドウはマコンの有機のブドウ栽培農家から購入。共にワイン造りを学んだ同世代の友人が多い、ボジョレやマコンのブドウでワインを造ることは、ヴァランタンにとって楽しみの一つ。マセレーションは自社畑のものに比べて短め。

  • Philippe Pacalet

    Philippe Pacalet

    フィリップ・パカレ

    フランス/ブルゴーニュ

    自然と生命に最大限の敬意を抱くリアリスト

    「マルセル ラピエールの甥であり、プリューレ ロックの醸造長を務めた人物」フィリップ パカレを紹介する際の常套句です。しかし、様々な噂をよそに自身のワイナリーを立ち上げてから15年になろうかという今、彼の名前は、ブルゴーニュを代表する造り手の一人と同義になったのではないでしょうか。

    そんな彼の原点と言えるのは、自然派ワインの祖ともいえるジュール ショヴェに師事し、寝食を共にしてショヴェの哲学やエスプリを引き継いだ経験です。ジュール ショヴェと聞いてもあまりピンとこないのが正直なところでしょうが、彼の残した哲学を受け継いでいる生産者の系譜を見ると、その影響の大きさを感じざるを得ません。酸化防止剤や農薬に頼らないでワインを造り、しかも熟成によってえもいわれぬガメイを生み出したマルセル ラピエール、ジュール シュヴェの弟子ジャック ネオポールからワイン造りを学んだヤン ロエル、その他にもフレドリック コサール、イヴォン メトラ、ジャン フォイヤールなどジュール ショヴェの残した書物から学んだ生産者は多くいます。そのジュール ショヴェ最後の愛弟子がフィリップ パカレです。彼はジュール ショヴェと6年間寝食を共に過ごし、その哲学を学びました。

    その哲学を礎に、内省と挑戦を繰り返しながらワイン造りを磨き上げ、ブルゴーニュというテロワールに恵まれた土地の可能性を最大限引き出し、一本のボトルに詰めることに情熱を燃やしています。

    自然派ワインの生産者には様々なタイプの人物がいます。しかし、近年のフィリップ パカレと対話を重ねていると、彼はその誰よりも「リアリスト」であり、「ナチュラリスト」なのかもしれません。

    様々な造り手にワイン造りにおける目標や理想を尋ねると「その土地でしか生まれない個性の表現」と口を揃えて答えます。それでいて、各々が土地の個性を引き出そうと努力を重ねた結果、造り手の人柄を色濃く写した個性を感じるワインとなります。

    しかし、フィリップ パカレの世界観はもう少しドラスティックであり、現実的です。彼はまずブルゴーニュという土地の圧倒的なまでのポテンシャルを高く評価しており、その上で、その土地の潜在能力を引き出すためには植物としてのブドウ樹そのものが重要だと考えています。さらに焦点をしぼっていくと、ブドウ樹にとって重要なのは台木であり、「根」であると。

    実のところ、ここに彼が畑を所有するのではなく賃借によってワインを造るというスタイルにこだわる理由があります。

    「各々の畑の個性や潜在能力は歴史が教えてくれる。ブドウ樹の姿も観察することができる。しかし、その台木や根がどういう状態であるかは、栽培し、収穫したブドウで醸造し、ワインを造ってみないと本当のところはわからない。本当に素晴らしいブルゴーニュワインを造ろうと思ったら、この大地の中の部分が決定的に重要なんだ。残念ながら後になって台木の状態が良くなかったとわかる事もある。非常に高額なブルゴーニュの畑を台木の状態を確認せずに購入・所有するのは、途方も無いリスクなんだ。」

    非情なまでのリアリストであるフィリップ パカレ。と同時にこの彼の考え方は、人間の力では変えようのない部分に重要なポイントがあるということを受け入れており、ブドウ樹というひとつの生命が持つ植生こそが最も重要なのであるという、「自然」や「命」に対する最大限の敬意を抱いた姿であるとも感じられます。

    そして、この自然や生命から得られた恵みをフィリップ パカレは非常にシンプルな方法で醸造していきます。木製開放発酵槽にてブドウの果皮に付着する自然酵母による発酵を行い、伝統的なブルゴーニュの小樽にて熟成させます。セラーの中で最も重要な仕事としてフィリップ パカレがあげるのが、酸化と還元の波を繰り返す熟成中のワインと対話し、その状態にあわせて適切なタイミングで最小限の処置をすること。酸化を防ぎつつも澱とワインを撹拌させるために樽ごと転がす作業もそのひとつ。一見すると奇妙なこのような作業も、緻密で多彩な科学的知識とこれまでの数多くの経験を背景にロジカルに組み立てられており、ゆるぎのないフィリップ パカレらしいワインを生み出す重要なプロセスの一部となります。

    彼の師であるジュール ショヴェも

    「ただの非科学的な理論のように思えるだろうが、科学的なことを十分に理解した上でなくてはこのようなことには取り組むことができない。この理論は、自然科学に基づくものである。」

    と語ったと言います。

    常に考えることをやめないフィリップ パカレ。他のだれでもない彼だからこそ到達できる理想のブルゴーニュワインを求め、日々歩みを進めています。

    BULLES / ビュル

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノ ノワール

    ラドワ・セリニーのエリア内にある粘土石灰質土壌の区画に植わる樹齢40年ほどのピノ ノワール。土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、澱引きをせずSO2無添加にてバトナージュをしながら5ヶ月間熟成。フルーティーでミネラル感もしっかりとある、瑞々しくも美しいスパークリングワイン。

    BOURGOGNE ALIGOTE / ブルゴーニュ アリゴテ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:アリゴテ・ドレ

    ピュリニー モンラッシェのエリア内にあるラドワも位置する肥沃な粘土石灰質土壌の区画に植わる樹齢55年ほどのアリゴテ。チャーミングな果実味があり、フレッシュさやミネラル感がいきいきとした爽快なワイン。

    LADOIX BLANC / ラドワ ブラン

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    ラ トップ ダヴィニョンとラ ブットゥという、粘土質と砂利を含む石灰岩主体の土壌の区画に植わる樹齢30年ほどのシャルドネより。葡萄自身の自重で圧搾されたフリーランジュースを澱引きし、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。ローストした洋ナシや白や黄色い花々のフローラルな香りは、豊かでデリケートな印象。ほどよい酸味のある素直な味わいです。

    CHABLIS 1ER CRU BEAUROY / シャブリ プルミエ クリュ ボーロワ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    フリーランジュースを少量採った後、全貌にてプレスし、その後すぐに澱引き。土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら、13ヶ月熟成。この地方特有のキメリジャン土壌に粘土石灰土壌が混じる南向きの斜面に植わる樹齢40年ほどのシャルドネ。白い花を思わせる香りに、晴天の空の様な爽快なフレッシュ感。桃や南国系果実のニュアンスがありまろやかな味わいのミネラル豊かで豊満な風味のワイン。

    NUITS SAINT GEORGES BLANC / ニュイ サン ジョルジュ ブラン

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノ ブラン

    粘土石灰質の土壌が表層に広がり、その基岩には石灰混じりの石が多く見られる区後、全房にてダイレクトプレス。土着酵母によるアルコール発画で、樹齢25年ほどのピノ ブラン。フリーランジュースを採った後、マロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。果実の密度のある香りにフローラルなニュアンスが加わる、暖みのある風味。味わいはまろやかで厚みがあり、余韻に質の高いミネラル感と香ばしさを感じます。

    NUITS SAINT GEORGES BLANC 1ER CRU LES DAMODES / ニュイ サン ジョルジュ ブラン プルミエ クリュ レ ダモード

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ80%、ピノ ブラン20%

    粘土石灰質の土壌が表層に広がり、その基岩には石灰混じりの石が多く見られる区画で、樹齢45年ほどのピノ ブラン。フリーランジュールを採った後、全房にてダイレクトプレス。土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。ピノ・ブランとシャルドネのマリアージュで生まれたワイン。アカシアやサンザシなどの白い花の香に桃や洋梨などのフルーツの立地さが加わり、豊満でありながらエレガントなワインになっています。

    CORTON CHARLEMAGNE / コルトン シャルルマーニュ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    ペルナン ヴェルジュレス側のアン シャルルマーニュの石灰質の多い粘土石灰土壌で、西南向きの斜面に植わる樹齢60年ほど。プレスせず、葡萄の重さだけで得られたフリーランジュースを澱引きし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、バトナージュをしながら、13ヶ月フレンチオーク樽にて熟成。長期熟成のために 非常に高い緻密な精度を備えており、美しい生命力に溢れているワイン。白い花に代表されるようなフローラルな香りが豊かで、みずみずしさと華やかさを備えた外向的なワイン。味わいは、丸みもあるが、芯が強く、伸びやかな酸を感じる硬質なワイン。余韻には石灰質土壌由来のミネラル感が印象的。

    MONTHELIE 1ER CRU CLOS GAUTHEY / モンテリー プルミエ クリュ クロ ゴーシェ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    粘土の割合が多い粘土石灰土壌の南向きの斜面で樹齢25年ほどのシャルドネ。フリーランジュースを採った後、ダイレクトプレスし、すぐに澱引き。土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。果実味豊かで、華やかな風味があり僅かにトーストの香ばしさも感じます。丸みがあり暖さを感じさせてくれる味わい。

    MONTHELIE 1ER CRU CLOS GAILLARD / モンテリー プルミエ クリュ クロ ガイヤー

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    非常に日当たりの良い粘土石灰土壌の南向きの斜面で樹齢35年ほどのシャルドネ。フリーランジュースを採った後、ダイレクトプレスし、すぐに澱引き。土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。濃厚でフレッシュなリッチなこのワインは、トーストの香ばしい香りと、バーベナや白い花の香りが素直に美味しいワイン。

    MEURSAULT / ムルソー

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    石灰質土壌主体のレ・ヴィルイユ・ドゥスュ、ムルソー・シャルムの下に位置するル・リモザン、そしてムルソー・グットドールに隣接するレ・グラン・シャロンの樹齢45年ほどのシャルドネより。全房のフリーランジュースをすぐに澱引きをし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。ほのかに感じるトーストしたような香ばしさがあり、花を思わせる優しい香りも感じられます、味わいは、ミネラル豊かでリッチさもある凝縮した果実の旨みがあり、透明感のある爽快な飲み口も印象的。

    MEURSAULT 1ER CRU CHARMES / ムルソー プルミエ クリュ シャルム

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    樹齢45年ほどのシャルドネ。日当たりが良く暖かな東南向きの1級畑シャルム、銘醸白ワインの産地ムルソーの中でも上位に評されるポテンシャルの高い粘土石灰岩主体の畑より。収穫後すぐにプレス、澱引きをし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。素直で洗練されたリッチな味わいのワイン。白い花、アニスシードのアロマが爽やかさを演出し、長い余韻を楽しむ事が出来ます。

    MEURSAULT 1ER CRU PERRIERES / ムルソー プルミエ クリュ ペリエール

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    樹齢50年ほどのシャルドネ。日当たりが良く暖かな東南向きの1級畑の高い粘土石灰岩主体の1級畑より。全房のフリーランジュースを澱引きし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。香ばしいトーストのニュアンスにほのかなハーブの風味を感じ、華やかで外向的なフレーバーを備えています。品の良いミネラルはしっかりと感じられますが、加えてまろやかでいきいきとした果実味がリッチさを感じさせてくれます。

    PULIGNY MONTRACHET / ピュリニー モンラッシェ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    豊かな粘土石灰土壌で冷涼な気候、シュヴァリエ、モンラッシェ、バタール、ビアンヴニュと特級畑がつらなる斜面の下部に位置する村名区画レ ノワイエ ブレ、レ プティット ノワゼロ、ル トレザンの区画に植わるシャルドネで樹齢45年ほど。フリーランジュースを採った後、全房にてダイレクトプレス。土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。ライムや白い花を思わせる魅惑的な風味、味わいはリッチかつのびやかで、余韻には美しい硬質なミネラルを感じます。

    CHASSAGNE MONTRACHET / シャサーニュ モンラッシェ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    砂利の混じる粘土石灰土壌で、涼しさのある南東向きの斜面の区画で平均樹齢は50年ほど。香りには白い花や柑橘系のフレッシュなニュアンスがあり、味わいにはリッチで厚みのある果実味を感じます。余韻はシャープで、石灰質土壌特有の研ぎすまされた雰囲気があります。

    SAINT AUBIN 1ER CRU LES MURGERS DES DANTS DE CHIENS / サン トーバン プルミエ クリュ レ ミュルジェ ダン ド シアン

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:シャルドネ

    砂利の混じる粘土石灰土壌で、涼しさのある南向きの斜面に植わる樹齢45年ほどのシャルドネ。フリーランジュースを採った後、澱引きし、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。妖艶な香りにライム、ジンジャーを思わせるニュアンスがあり、ミネラル豊富で硬質なまっすぐな味わい。

    CONDRIEU / コンドリュー

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ヴィオニエ

    黒雲母、岩石がひしめく、ローヌ川を見下ろす南東向きからなる土壌より。全房でプレスし、その後すぐに澱引きをし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら、13ヶ月熟成。非常に晴れやかで、明るい果実とフレッシュさが魅力。アプリコットや洋ナシの様な果実の香りからフローラルなアロマへと変化し、ストレートでバランスが良いため、サッパリとした質感に、時間の経過と共に魅惑的なビター感も現れ始め、程よい緊張感があります。

    BOURGOGNE ROUGE / ブルゴーニュ ルージュ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    ジュヴレ シャンベルタンやシャンボール ミュジニーのエリア内にあるアペラシオン ブルゴーニュの区画で樹齢40年ほど。赤系果実のいきいきとした風味に軽いスパイスや繊細なミネラル感が特徴。

    BOURGOGNE ROUGE V.V. / ブルゴーニュ ルージュ ヴィエイユ ヴィーニュ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    ヴォーヌ ロマネと、ラドワよりアペラシオン ブルゴーニュの区画で樹齢60年ほど。収穫度ダイレクトプレスをし、土着酵母にて発酵。マロラクティック発酵も行います。チャーミングで果実味豊かな味わいにいきいきとしたフレッシュさが加わる構造のしっかりとしたワイン。

    GEVREY CHAMBERTIN / ジュヴレ シャンベルタン

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    石灰岩の基岩の上部に広がる小石混じりの粘土石灰土壌で主に東南向き斜面、シャン、レ スーヴレ、レ クレオ、シャロー、ラ プラティエールの区画より。全房で土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。樹齢は50年ほど。膨大なミネラル感があり、丸みとゆたかな果実味の調和した味わい。赤い果実の熟した香りがあり、野の花のような素朴な華やかさも感じる。

    GEVERY CHAMBERTIN 1ER CRU LA PERRIERE / ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ ラ ペリエール

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢45年ほど、基本的には粘土質石灰質の土壌ですが、小石が多く見られる畑で、村名クラスの畑よりも豊かな土壌。東向きの斜面で、特級「マジ シャンベルタン」の斜面下部にある区画。エレガントな風味とミネラルのバランスに優れた柔らかく、丸みのある味わいのワイン。妖艶な麝香のニュアンスとバラのような華やかさ、赤や黒の果実の風味、野の花のような野性味を感じます。

    GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU BEL AIR /ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ ベレール

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢45年ほど、石灰岩の基岩の上にひろがる非常に粘土質の少ない土壌で東向きの斜面で、特級クロ ド ベーズの斜面上部にあるポテンシャルの高い区画。全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。膨大なミネラル感があり、繊細な花の香り、硬質なミネラル感と実直な果実味に溢れた骨格のあるワイン。妖艶な麝香のニュアンスやクロスグリのフレーバーを感じるワイン。

    GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU LAVAUX ST JACQUES / ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ ラヴォー サン ジャック

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢45年ほど、粘土質石灰質の土壌だが、粘土質は僅かで石灰質が豊富、南向きの斜面で、この村の1級畑でも非常に高く評価されており、隠れた特級ともいえるポテンシャルの高い区画。ミネラル豊かで果実味も凝縮しており、風味にはスミレや麝香といった華麗で妖艶なニュアンスが豊富。比較的タンニンがしっかりとあり、複雑で密度のある味わい。

    LADOIX ROUGE / ラドワ ルージュ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    緩やかな丘陵地上部に位置するシャン プシュの石灰岩、氷河期に堆積したレッドシルトと変成岩地層で構成されている土壌の樹齢50年ほどのピノ ノワールより。全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながらフレンチオーク樽にて13ヶ月熟成。ラズベリーやチェリーなどの赤い果実に、エルダーベリー、アイリスなどの優しい香り、スパイシーな香りが加わり、柔らかくも多彩な印象のワイン。

    LADOIX 1ER CRU LES JOYEUSES / ラドワ プルミエ クリュ レ ジョワイユーズ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    モンターニュ・ド・コルトンの斜面中腹に位置し、コルトン グランクリュに非常に近い小石の多い粘土質石灰質の土壌の樹齢55年ほどのピノ ノワールより。全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながらフレンチオーク樽にて16ヶ月熟成。ラズベリーやチェリーなどの赤い果実に、バラなどのフローラルなアロマにスパイシーさが加わり、全体的に濃厚で複雑かつエレガントな味わいです。

    CHARMES CHAMBERTIN / シャルム シャンベルタン

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢50年ほど、粘土質石灰質の土壌ですが、粘土質は僅かで石灰質が豊富、東南向きの斜面で、特級たる風格に満ちたポテンシャルの高い区画より。収穫後、全房にてプレスを行い、土着酵母による発酵とマロラクティック発酵を行う。澱とともに、澱引きせず、SO2を添加させずフレンチオークの樽で16ヶ月間熟成。贅沢さを感じるほどリッチで、華やかで繊細な風味を備えた風格ありながらも、チャーミングなキュヴェ。エレガントさもあり、スミレや麝香、トリュフ、サクランボといったフレーバーが豊富。非常に複雑で、骨格のしっかりとしたワイン。

    RUCHOTTES CHAMBERTIN / リュショット シャンベルタン

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢45年ほど、粘土質石灰質の土壌だが、粘土質は僅かで石灰質が豊富、東南向きの斜面で、この村の特級畑の中では繊細さといった女性的な一面をのぞかせる区画。1日2回3週間に渡りピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながらフレンチオーク樽にて17ヶ月熟成。比類ないほどの品の良さがあり、赤い果実の凝縮した旨みと芯のあるミネラルの豊富なリッチなワイン。安らぎを感じさせてくれる森の中の様々な植物の香りのニュアンスと複雑さ、骨格、密度を感じさせてくれるワイン。

    CHAMBOLLE MUSIGNY / シャンボール ミュジニー

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    石灰豊富な粘土石灰土壌で、主に東南向きの斜面。「レ コンベット」、「デリエール ル フール」などの区画に植わる樹齢50年ほどのピノ ノワールより。収穫したブドウを丸ごと選別し、マロラクティック発酵を行った後、澱とともに、フレンチオークの樽でSo2を添加せず、澱引きもせず、バトナージュをしながら16ヶ月間熟成。エレガントで豊満なワインでありながら、ミネラル溢れるワイン。ラズベリーやブラックベリーの様なフルーティーな香りにバラ、スミレなどの美しい花の香おりが重なる。味わいは複雑で可憐。

    CHAMBOLLE MUSIGNY 1ER CRU / シャンボール ミュジニー プルミエ クリュ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    2016:樹齢50年ほど、ボンヌ マールに隣接するレ サンティエを主に、同じくボンヌ マールに隣接するレ フュエをブレンド。石灰質の小石が多く見られ、粘土質は僅かという土壌。収穫したブドウを丸ごと選別し、パンチングダウンを実施。土着酵母にて発酵、マロラクティック発酵も行う。澱とともに、SO2を添加させず、バトナージュもせず、フレンチオーク樽で18ヶ月間熟成。気品のよさを感じるエレガントで繊細な芳香を備え、バラやスミレ、紅茶のようなニュアンスを感じさせてくれる。口当たりでなめらかで複雑味豊か。

    CHAMBOLLE MUSIGNY 1ER CRU LES SENTIERS / シャンボール ミュジニー プルミエ クリュ レ サンティエ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢55年ほど、粘土石灰質土壌ですが、石灰質の小石が多く見られ、粘土質は僅かというバランスの区画で、同村の特級「ボンヌ マール」に隣接する好区画。気品のよさを感じるエレガントで繊細な芳香を備え、バラやスミレ、紅茶のようなニュアンスを感じさせてくれる。口当たりでなめらかで複雑味豊か。

    CLOS DE VOUGEOT / クロ ド ヴージョ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢50年ほど、広範なクロ ド ヴージョの区画の中でもヴォーヌ ロマネ村側に位置する区画で、太古の土壌や小石が混じる粘土質土壌。土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら、18ヶ月間フレンチオーク樽にて熟成。リッチな果実味としっかりとした骨格があり、木イチゴやカシスといった赤系果実の鮮やかな風味がフレッシュさを感じさせてくれ、また奥行きと深みにみちた果実味もしっかりと楽しめるバランス。

    ECHEZEAUX / エシェゾー

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    ヴォーヌ ロマネ村の境に位置するクロ サン ドニの粘土石灰質土壌区画の樹齢樹齢45年ほどのピノ ノワールより。全房でアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら18ヶ月熟成。パカレ本人が「鉄の柄のついた絹の手袋」と表現するこのワインは、パワフルで濃厚でありながら洗練されており、エレガントさとフローラルな風味、ピノノワールの魅力をしっかりと表現した品格を感じるワインで赤系果実のいきいきとした味わいがあり、密度のあるタンニン分と複雑な余韻を備える。

    VOSNE ROMANEE / ヴォーヌ ロマネ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢60年ほど、南東向きの肥沃な粘土石灰質土壌のオー デュス ド ラ リヴィエール、レ シャランダンの区画より。1日2回3週間ピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら18ヶ月熟成。ヴォーヌ ロマネ村から生まれるワインの特徴であるバラを思わせる華やかな芳香があり、密度のつまった品のある果実味とバランスの良いミネラル感を兼ね備えた繊細な味わい。

    VOSNE ROMANEE 1ER CRU CHAUMES /ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ ショーム

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    ショームは、特級ラ ターシュにほど近いヴォーヌ ロマネの中心部に位置する1級畑。樹齢60年ほど。1日2回3週間ピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら18ヶ月熟成。香水を思わせるエキゾチックで妖艶な香りにフレッシュなバラのニュアンスが加わり、非常に繊細かつ品の良いワインとなっています。隙を感じさせない密度のある果実味と1級畑ならではの豊かな表現力を感じる複雑味、長い余韻など特別なテロワールのワインだけが持つ風格を備えています。

    NUITS SAINT GEORGES ROUGE / ニュイ サン ジョルジュ ルージュ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    石灰岩の基岩の上部に広がる小石混じりの粘土石灰土壌で東向きの斜面、オー ラヴィエール、とバ ド コンブの区画に植わる樹齢45年ほどのピノ ノワールより。1日2回のピジャージュを3週間続け、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。赤い果実の凝縮したアロマに、リッチで伸びやかな果実味があり、野の花のような素朴な華やかさも感じられます。実直で、芯のあるスタイルのワイン。

    NUITS SAINT GEORGES 1ER CRU ARGILLAS /ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ アルジラ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢60年ほど、石灰岩の基岩の上にひろがる小石まじりの粘土石灰土壌で、東南向きの斜面にあるオー ザルジラの区画より。一日2回のピジャージュを3週間続け、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら13ヶ月熟成。実直で芯のある味わい、熟した赤い果実や黒い果実のニュアンスがあり、ミネラルが豊富で硬質な雰囲気。ほのかに野の花を思わせる素朴な風味も感じられます。

    NUITS SAINT GEORGES 1ER CRU AUX CHAIGNOTS /ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ オー シャイノ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢60年ほど、石灰岩の基岩の上にひろがる小石まじりの粘土石灰土壌で、東南向きの斜面にあるオー ザルジラの区画より。一日2回のピジャージュを3週間続け、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながらフレンチオークにて13ヶ月熟成。ブラックベリーやダークチェリーなどのフルーティーな香りに加え、赤い花のフローラルさも加わり、エレガントでありながら、程よい酸に緊張感のある余韻を味わえます。

    PERNAND VERGELESSES / ペルナン ヴェルジュレス

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    石灰基岩の上に広がる小石混じりの粘土石灰土壌の東南向きの区画で樹齢45年ほど。柔らかく果実味の豊かな優しいスタイルのワイン。赤系果実のいきいきとしたフレッシュな風味が広がる伸びやかで、丸みのある味わい。

    ALOXE CORTON 1ER CRU LES VALOZIERES / アロース コルトン プルミエ クリュ レ ヴァロジエール

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢45年ほど、コルトン ブレッサンドに隣接するクティエールとレ マレショーという肥沃で小石の多い粘土石灰質土壌より。リッチでスパイシーな風味が特徴で、フレッシュなミネラル感と華やかな余韻が印象的。熟成によってさらに享楽的な味わいに成長していくことが期待される。

    CORTON BRESSANDES / コルトン ブレッサンド

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢60年ほど、粘土石灰質土壌で南東向きの斜面にある区画。全房にてマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら、18ヶ月熟成。ベルベットの様に滑らかで、桃や赤い果実などのフルーティな風味と白檀のようなスパイシーさがバランスよく感じられ、土壌由来のミネラル感とフレッシュさが絶妙のハーモニーを生み出しています。力強さと繊細さが共存したフィネス溢れる美しい構成のワイン。

    CORTON LE ROGNET / コルトン ル ロニェ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    樹齢45年ほど、粘土石灰質土壌で東向きの斜面にある区画。柔らかいタンニンと洗練された酸のバランスが秀逸で、土壌由来のミネラル感と絶妙のハーモニーを生み出しています。赤系果実のいきいきとした風味と香ばしさ、しなやかな口当たりが印象的。

    POMMARD / ポマール

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    小石混じりの粘土石灰質の南向き斜面、レ ルギエン バという1級畑と、ラ クロワ ブランシュ、バ ド コンブ、トロワ フーロの区画に植わる樹齢50年ほどのピノ ノワールより。1日2回3週間半に渡りピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながらフレンチオーク樽にて18ヶ月熟成。果実味が柔らかくミネラル感もあり、赤い果実やスパイスの風味が豊かなワイン。タンニンは控えめで、なめらかで贅沢な口当たりが楽しめます。

    POMMARD 1ER CRU LES ARVELETS / ポマール プルミエ クリュ レ ザルヴレ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    石灰豊富な粘土石灰土壌の南向きの1級畑「レ ザルヴェレ」の区画より。樹齢は45年ほど。エレガントさや繊細もあるが、リッチさを感じさせる果実味も豊か。スパイスのニュアンスに熟した果実の風味が加わり暖みのある芳醇な味わいとなっています。

    POMMARD 1ER CRU EPENOTS / ポマール プルミエ クリュ エペノ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    ポマールの丘の麓に位置する石灰豊富な粘土石灰土壌の南向きの区画より。樹齢は55年ほど。1日2回3週間半に渡りピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながらフレンチオーク樽にて16ヶ月熟成。通常のポマールに比べ、ややスパイシーかつ果実感の強いフルーティーな味わい。滑らかさと筋肉質さを併せ持つ複雑なワイン。

    POMMARD 1ER CRU LES CHARMOTS / ポマール プルミエ クリュ レ シャルモ

    産地:フランス ブルゴーニュ地方
    品種:ピノノワール

    段々畑の様にテラス状になった非常に日当たりが良い石灰豊富な粘土石灰土壌の区画より。樹齢は60年ほど。1日2回3週間半に渡りピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながらフレンチオーク樽にて16ヶ月熟成。ほのかなスパイシーさとラズベリーやワイルドストロベリーなどのフルーティーさに、ローズウッド、サンダルウッドなどの樹のニュアンスが加わり、エレガントで深みのある、凛としたミネラルのあるワインになっています。

    CHENAS / シエナ

    産地:フランス ボジョレー地方
    品種:ガメイ

    花崗岩に小石や粘土質の混ざる土壌に植わる樹齢60年ほどのガメイを用いて造られるワイン。明るい色調があり、フローラルでフルーティーな風味に満ちたワイン。僅かに胡椒のようなスパイスのニュアンスもあり、構成のしっかりとした丸みのある果実味が特徴のワイン。

    MOULIN A VENT / ムーラン ナ ヴァン

    産地:フランス ボジョレー地方
    品種:ガメイ

    レ ロッシュ、レザマンディヤ、レ グラン シェリエールという南道向きの赤い小石の交じる花崗岩土壌の区画で、樹齢55年ほどのガメイ。3週間毎日ピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら18ヶ月熟成。明るい色調とスミレやバラといった花を思わせるフローラルな香り、密度と丸みのある果実味が特徴的な力強いワイン。

    CORNAS / コルナス

    産地:フランス コート デュ ローヌ地方
    品種:シラー

    サンピエールとマザールの砂質の混じる花崗岩土壌に植わる樹齢40年ほどのシラーを用いて造られる。全貌でマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら、フレンチオークにて18ヶ月熟成。スミレを思わせる深い色調があり、エレガントさとミネラル感、ふくよかな果実味を備えたワイン。ベルベットの様に濃厚なタンニンも感じますが、なめらかな口当たりで、非常にしなやかで美しい緊張感を持ったワイン。

    COTE ROTIE / コート ロティ

    産地:フランス コート デュ ローヌ地方
    品種:シラー

    花崗岩土壌に植わる樹齢45年ほどのシラーを用いて造られる。全房にてマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら16ヶ月熟成。美しい赤み掛かった紫色からは、スミレのフローラルな香り、ブランデーに漬け込んだチェリーの香りなど、スパイシーでデリケートな エレガントなタンニンを感じられます。

  • Gérard Schueller et Fils

    Gérard Schueller et Fils

    ジェラール・シュレール・エ・フィス

    フランス / アルザス

    最も純粋、かつ高次元にヴァン・ナチュールのあり方と精神、その偉大さと個性を実感させてくれる生産者の一人。1958年にジェラールが自社醸造を開始し、1982年からブリューノがドメーヌに参画。16世紀以来、何世代にもわたって一度も除草剤や化学肥料を使っていない畑は、土が驚くほど柔らかく健全そのもの。収量を低く抑え、濃縮度の高いブドウから生まれるワインは、格調高い酸が奥行きある果実味を支え、高レベルでバランスが整い、気品とミネラル風味が横溢する。亜硫酸添加は大半のキュヴェがゼロ、添加するものでも瓶詰め時時に20mg/Lが上限。平均収量は30~35hl/ha。所有する畑は計7haだが、自由奔放な発想で実験作を次々に生み出すため、キュヴェ数は膨大となる。白ワインは、3週間~1年のスキンコンタクトを経るものや、アルコール発酵が1年に渡るものもある。

    アルザスについて

    ドイツとの国境、ライン河にそった丘陵地に南北約170kmに渡って広がる産地。西側に連なるヴォージュ山脈(最高峰1,424m)が偏西風をブロックするため、夏はフランスでも特に乾燥した地域となる。7月の平均気温もブルゴーニュよりわずか0.7℃低いだけにとどまり、中心都市コルマール周辺では、8月は30℃を越える日も多い。そのため「皮肉にも、ワイン造りの環境があまりにも理想的だったため、歴史の中で並級ワインや、信頼できるブレンドワインの産地と見なされてきた」とジャンシス・ロビンソンは記述する。また、フランスでは例外的に、産地名ではなく使用するブドウ品種がワイン名となるのも特徴。グラン・クリュは計51区画で、AOC法上それを名乗れるのはリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカ・ダルザスの計4種の白品種のみ。しかし、ジェラール・シュレールなど志ある生産者は,グラン・クリュの畑にもピノ・ノワールを栽培し、目覚ましい成果をあげている。

    Pinot Blanc
    ピノ・ブラン

    品種:ピノ・ブラン100%
    醸造:ステンレスタンクもしくは木樽で醗酵・熟成。

    複数の畑のブレンドからなる、ジェラール・シュレール・エ・フィスのスタンダードなワインといえるが、熟成もする酒質も備えている。
    ¥4400 (2022)
    ¥5280 (2023)

    Riesling “Le Verre est dans Le Fruit”
    リースリング “ル・ヴェール・エ・ダン・ル・フリュイ”

    品種:リースリング100%
    植樹:1973年~1978年
    位置:標高300~320m、南・南東向き
    土壌:粘土石灰質、砂質
    醸造:ステンレスタンクもしくは木樽で醗酵・熟成。

    Pfersigberg(フェルシックベルグ)のグランクリュのワインとして造られたが、余りにも独特なためINAOにグランクリュのAOCに認められなかったキュヴェ。Le Verre est dans le Fruit=フルーツの中に虫がある。と言う意味=内部に崩壊の兆しを含んでいる。(この果実は虫が喰っている)解釈は「あまりに美味しいから虫が食べた」と、「大きな組織(INAO)のなかには虫が食うような体制がある」=組織崩壊を意味する、ブルーノの皮肉。キュヴェ名はお気に入りらしく、2012年以降Pfersifbergを名乗れたとしても、Le Verre est dans Le Fruitを名乗っている場合もある。ラベルの絵のフルーツは桃Peche=グランクリュのPfersigbergを表しており、アメリカの漫画から見つけた絵だそう。

    Riesling – Bildstoeckle
    リースリング ビルステゥックレ

    品種:リースリング100%
    位置:標高280~300m、南東向き
    土壌:ほぼ石灰質、ほんのわずかに粘土質
    醸造:基本は大樽で、醗酵と熟成を行う。ブドウを圧搾してから、そのままの事も多い。

    ビルステゥックレ(区画名)のテロワールはスタンダード・キュヴェと比べ、より骨格と複雑味がまし、スケールの大きい味わいを与える。

    Gewurztraminer – Cuvée Particulière non filtré 2022
    ゲヴュルツトラミネール キュヴェ・パルティキュリエール
    ノン・フィルトレ

    品種:ゲヴュルツトラミネール100%
    醸造:ステンレスタンクもしくは木樽で醗酵・熟成。

    Cuvee Particuliereシリーズは、名付けた当時はスタンダード・キュヴェ「リースリング」と差別するために、より良いという意味で名づけ、いくつかの区画のブドウを混ぜたキュヴェ。区画は、スティッヒ、フースロック、そして時にはビルステゥックレも含まれる。22VTのように、残糖があるときにはエチケットの文字が赤色になっている。
    ¥5170

    Gewurztraminer – Bildstoecklé 2022
    ゲヴュルツトラミネール ビルステゥックレ

    品種:ゲヴュルツトラミネール100%
    位置:標高280~300m、南東向き
    土壌:ほぼ石灰質、ほんのわずかに粘土質
    醸造:基本は大樽で、醗酵と熟成を行う。ブドウを圧搾してから、そのままの事も多い。

    ビルステゥックレ(区画名)のテロワールはスタンダード・キュヴェと比べ、より骨格と複雑味がまし、スケールの大きい味わいを与える。
    ¥6820

    Pinot Gris
    ピノ・グリ

    品種:ピノ・グリ100%
    醸造:ステンレスタンクもしくは木樽で醗酵・熟成。

    複数の畑のブレンドからなる、ジェラール・シュレール・エ・フィスのスタンダードなワインといえるが、熟成もする酒質も備えている。

    Pinot Gris – Réserve non filtré 2022
    ピノ・グリ レゼルヴ ノン・フィルトレ

    品種:ピノ・グリ100%
    醸造:ステンレスタンクもしくは木樽で醗酵・熟成。

    Pinot Grisの”Réserve”は、通常のキュヴェ用のぶどうが植えられている区画よりも粘土質の多い土壌の区画のぶどうで造られる。
    ¥6490

  • Domaine Robert Denogent

    Domaine Robert Denogent

    ドメーヌ・ロベール・ドゥノジャン

    フランス / ブルゴーニュ

    故マルセル・ラピエールなど、ボジョレーの造り手らと強い結びつきを持つ、フュイッセ村の生産者。ドメーヌは1900年に、現当主ジャン=ジャック・ロベールの曾祖父が創業。現在も、プイィ・フュイッセの主要区画の樹齢はゆうに80年以上。100年を越える古木も多数栽培し。2010年代からはニコラとアントワンヌ、2人の息子たちもワイン造りに加わった。シャルドネは全て木樽発酵で、キュヴェによりアルコール発酵に4~12ヵ月にわたる時間をかける。熟成も木樽で19~22ヶ月、2015年のような特別な年は60ヶ月を超すシュール・リー樽熟成を断行する気概も持ち、それについてくるブドウのポテンシャル、醸造技術には脱帽。白はいずれもマコネ地区およびプイィ・フュイッセの通念には収りきれず、コート・ドールの特別なクラスに属すかのような高貴な酸や、奥行きと深みを現す。また2012年以来、ボジョレ・ヴィラージュで故ジュール・ショヴェが所有した畑の一部を借り、ガメイの赤も生産開始。マコン・フュイッセ北部のヴィレ・クレッセのシャルドネや、ビュルジーのガメイの畑も購入しているが、いずれも古木の畑を選んでいる。

    マコネについて

    コート・ド・ボーヌの南端から約55km南の町、マコンとその周辺にのべ3000ha以上に達する栽培地域。生産の約90%はシャルドネで、ボーヌ周辺よりやや温暖な気候と土壌は石灰岩の底土の上を粘土や沖積土が覆い、シャルドネが伸び伸びと実力を発揮。赤はガメイが伝統的。20世紀後半、ルフレーヴとコント・ラフォンがこの地に進出したことで、さらなる注目が集まった。広いエリアの中でも、他と一線を画す深い味わいの白を造る小区画が、AOCプイイ・フュイッセ。マコネの南端のアルカリ性粘土が豊富な土壌から生まれる最上のプイイ・フュッセはかつフルで、時間の経過とともに柔美な絢爛さを現す。プイイ・フュイッセに次いで高く評価されるのがマコンの町の北、ヴィレとクレッセの2つの村周辺に1999年に制定されたAOCヴィレ・クレッセである。マコネ地区の白は新世界産シャルドネに引けをとらない強さ、洗練度、丁寧さがあり、適度なフランスらしいアクセントが加わる。

    ブルゴーニュについて

    北端のシャブリとその周縁、偉大なグランクリュの数々を含むコート・ドール、その南に続くコート・シャロネーズ、マコネ、ボジョレまでを含む地域の総称。大規模農園が多いボルドーと異なり、ここでは農園は相続を繰り返すごとに細分化され、農家の畑の平均は約6ha。通常一つのアペラシオン名を有する区画が多くの生産者に分割所有され、その最たる例のクロ・ヴージョは約50haが90の農家に分割所有される。ラ・ターシュなどのように一つのクリュの一生産者単独所有(モノポール)は稀有な例外である。それゆえ同じアペラシオンのワインでさえ、生産者によって「悲惨な代物から、素晴らしい逸品まで」と言われるほど品質のバラツキ、不確実性が顕著。ワインの生産形態も三つに大分され、1.ネゴシアン(買いブドウ/ワイン)を集めてブレンド。2.ネゴシアン自社畑栽培・自社醸造。3.ドメーヌ(農家の自社栽培・醸造がある)。なかには、まさに魂をゆさぶる、人知を越えた名品があるとさえ思わされるが、それにたどり着くのは至難である。

    Mâcon-Villages – Les Sardines 2021
    マコン=ヴィラージュ レ・サルディーヌ

    品種:シャルドネ100%
    植樹:1970年代
    位置:標高200m、南東向き
    土壌:シスト、砂、粘土
    醸造:木製樽で発酵。木製樽で20ヵ月間熟成。

    マコン南部のシャントレのエリアにある、複数の区画のブレンド。比較的ソーヌ川に近い平野部の畑。エチケットは元ソムリエであり、ボジョレ周辺の生産者と親交の厚いドゥニ・ペノのデッサン。彼が趣味で描く絵は、多くの生産者の家に飾られている。ドゥノジャン家にもまた、鰯=Les Sardinesの絵が飾ってある。
    ドゥノジャンでは単一区画のワインをリリースしてきたが、複数区画からのブレンドであるエントリーレベルのワインをリリースするうえで、ラベルを考えていたところ、ドゥニの絵が目に留まり、彼への親愛の念を込めてエチケットとすることに決めた。
    ¥4950