投稿者: amala

  • Hervé Villemade

    Hervé Villemade

    エルヴェ・ヴィルマード

    フランス / ロワール

    手頃な価格帯のワインの域を大きく超える、清澄な果実味と生命感あるワインで、フランスで熱心なファンを持つエルヴェ・ヴィルマード(旧ドメーヌ・ドゥ・ムーラン。2015年に社名変更)。シュヴェルニーにあるドメーヌの歴史は、エルヴェの祖父が創業した1939年に遡る。エルヴェはティエリ-・ピュズラとの親交からヴァン・ナチュールに傾倒し、1999年ビオロジック開始、2002年にエコセールの認証を取得した。現在自社畑22ha,契約畑13ha。セラーでも、伝統的器材に潤沢に投資し、発酵は台形木製タンク(高価)も多数使用。熟成にも15hlの木樽や、台形木製タンクを多く用いる。2014年以降は、ジョージア産アンフォラでの発酵・熟成も試みなど、意欲的。亜硫酸塩の添加は醸造時ゼロ、瓶詰め時のみ10mg/Lにとどめる。ジューシーで格調高い酸が心地よいシュヴェルニー・ルージュは、ピノ・ノワール主体。ロワールの稀少土着品種ムニュ・ピノにも注力し、その持ち味であるくっきりとした鉱物感も見事に表現する。

    ロワール河上流地区について

    「フランスで多分、最も見分けやすい爽やかな白ワイン。ソーヴィニヨン・ブランは世界で最も素晴らしく、最も洗練されたワインを生み出すことができる」とジャンシス・ロビンソンが語るサンセールとプイイ・フュメが、この地域の代表格。ともに石灰粘土の丘陵と、ほぼ大陸性気候の中で育ち、一部のクリュには火打ち石が豊富に含まれ、シャブリと同じ中生代ジュラ紀キンメリジアン階の粘土石灰岩が現れる地域もある。プイイ・フュメは全て白、サンセールは生産の8割以上が白。ロワール河上流地区では最も河下で、トゥーレーヌに隣接するシュヴェルニーは,1993年にAOC認定された比較的新しいアペラシオン。ロワール河の砂土、粘土、小石が主な土壌で、赤白ともブレンドが必須。白はソーヴィニヨン・ブラン60~85%。赤はガメ40~60%、カベルネ・フラン、コは15%以内。ピノ・ノワールもブレンドに多用される。AOCクール・シュヴェルニーは白のみで、ロモランタン100%が義務づけられる。

    ロワールについて

    大西洋岸に注ぐフランス最長の河(1,000km)の両岸に続く産地。「フランスの庭園」と呼ばれ、河沿いにかつての王侯貴族の壮麗な古城が多数点在する景観は、世界遺産にも登録されている。この地方はブドウ栽培の北限に近く、ワインは比較的酸が高い。ワインの名称と、それに含まれるワインの関係はかなり込み入っており、例えばソーミュール、アンジュなどの呼称は赤、白、ロゼのどれにも適応され、同じ呼称の中でブドウの品種も甘さの度合いも様々であることが、消費者を戸惑わせることが多い。ともあれ「このエリアはフランスで最も多様で、かつ軽んじられてきた産地。軽く、爽快で、はっきりとした酸味を持ち、昔から魅力的と言われているエリアなのに、現代のワイン消費者は、重さと強さに取り憑かれているため、ロワールは、正当な評価を受けていない」とジャンシス・ロビンソンは喝破する。ロワール河河口から上流に向かって、ペイ・ナンテ地区、アンジュー・ソーミュール地区、トゥーレーヌ地区、ロワール上流地区の、大きく4つのエリアに区分される。

    VdF – Bulle 2020
    ビュル

    品種:シュナン・ブラン、シャルドネ、ムニュピノ
    植樹:1980年代
    位置:標高75~115m
    土壌:粘土質、シレックス
    醸造:ブドウを直接プレスして、醗酵が完全に終わる前に瓶詰め。6~12ヵ月間おいた後にデゴルジュマ
    ン。

    2016年にビオロジック認証取得。ドザージュはしないが、ほんのり甘味を残した味わいに仕上げるのが、エルヴェの腕の見せ所。メトード・アンセストラル。
    ¥4400

    VdF – Bulle Rosé 2023
    ビュル・ロゼ


    品種:ピノ・ドニス
    土壌:シレックス混じりの粘土質 
    醸造:醗酵が完全に終わる前に瓶詰め。6ヵ月間おいた後にデゴルジュマン

    ロワール (ヴァンドモワ Vendômois)からの買いブドウ。ビオロジック栽培の畑。
    ¥4620

    VdF – Sauvignon 2023
    ソーヴィニョン

    品種:ソーヴィニョン・ブラン100%
    植樹:1986年平均
    位置:標高75~115m
    土壌:粘土質、シレックス
    醸造:グラスファイバータンクもしくはステンレスタンクで醗酵。樹脂製タンク及び琺瑯タンクで4~5ヵ
    月間熟成。

    りんごやカリンを思わせる香り。果実味たっぷりだが、ソーヴィニョン・ブランの品種由来のほんのりとした苦みが、後味をしめる。
    ¥3630

    VdF – Gamay 2022
    ガメ


    品種:ガメ100% 
    醸造:円錐台の木製樽で4ヵ月間熟成

    ロワール(ヴァレ・デュ・シェール Vallée du Cher)からの買いブドウ。自社畑のワインと同じように、フィルターなし、自然酵母、醸造中の亜硫酸無添加、無濾過で造られる。エルヴェ・ヴィルマードらしい、軽快な飲みごこち。
    ¥3630

    VdF – Côt 2020


    品種:コ100%
    醸造:円錐台の木製樽で9ヵ月間熟成。ロワール(ヴァレ・デュ・シェール Vallée du Cher)からの買いブドウ。自社畑のワインと同じように、フィルター、自然酵母、醸造中の亜硫酸無添加、無濾過で造られる。

    ロワール(ヴァレ・デュ・シェール Vallée du Cher)からの買いブドウ。自社畑のワインと同じように、フィルター、自然酵母、醸造中の亜硫酸無添加、無濾過で造られる。エルヴェ・ヴィルマードらしい、軽快な飲みごこち。ガメより少し長く、樽熟成が長い。エルヴェ・ヴィルマードらしい、軽快な飲みごこち。ガメより少し長く、樽熟成が長い。
    ¥3520

    VdF – Pinot Noir 2022
    ピノ・ノワール


    品種:ピノ・ノワール100%
    醸造:円錐台の木製樽で6ヵ月間熟成

    ロワール(ヴァレ・デュ・シェール Vallée du Cher)からの買いブドウ。自社畑のワインと同じように、フィルターなし、自然酵母、醸造中の亜硫酸無添加、無濾過で造られる。
    ¥4290

    Cheverny Rouge – Domaine 2022
    シュヴェルニ・ルージュ ドメーヌ

    品種:ピノ・ノワール60%、ガメ40%
    植樹:1980年年代以降
    位置:標高75~115m、平地
    土壌:粘土質、シレックス
    醸造:全房醗酵で2週間マセレーション。木製タンク、コンクリートタンク、
    228L樽で6ヵ月間熟成。

    軽やかさと、しっかりと熟した果実味の共存するワイン。ピノ・ノワールがシルキーなタンニンとリコリスのような香りを、ガメがフレッシュな後味を与える。気軽なワインバーだけでなく、レストランなど、様々な場面で楽しめるワイン。
    ¥3630

    Cheverny Blanc – Domaine 2022
    シュヴェルニ・ブラン ドメーヌ

    品種:ソーヴィニョン・ブラン主体、シャルドネ
    植樹:1990年代以降
    位置:標高75~115m
    土壌:粘土質、シレックス
    醸造:グラスファイバータンクもしくはステンレスタンクで醗酵。樽熟成。

    シレックスを多く含む土壌で、ソーヴィニョン・ブランの果実味と香り、シャルドネの垂直的な鉱物感が特徴。
    ¥3630

    VdF Rouge – Cuvée BOVIN Rouge 2022
    キュヴェ・ボヴァン・ルージュ

    品種:ガメ
    植樹:1975年~1994年
    位置:標高75~115m、平地
    土壌:粘土質、シレックス
    醸造:コンクリートタンクで約2週間全房マセレーション。木製タンクで熟成。

    可愛い牛(=Bovin:フランス語)のデザイン。1L瓶で、早詰め、早飲みがコンセプト、プリムールのような気軽なワイン。昔のリットル売りしていた頃の文化に因んでボトルも1L瓶かつリサイクル。そのため瓶それぞれの色が違う。
    ¥3520

    Cheverny Blanc – Montcrochet 2021
    シュヴェルニ・ブラン モンクロシェ

    品種:ソーヴィニョン・ブラン35%、ソーヴィニョン・ロゼ35%、シャルドネ20%、ムニュ・ピノ10%
    位置:標高75~115m
    土壌:粘土質、シレックス
    醸造:グラスファイバータンクもしくはステンレスタンクで醗酵。アンフォラと木樽で熟成。

    Montcrochetはセラーから5km程離れた、複数の品種の植わる区画。ソーヴィニョン系の香りや、果実味よりも酸味とミネラルを基調とした味すじ。瓶詰め前の熟成期間も長いので落ち着いている。

    ソーヴィニョン・ブランらしい華やかでアロマティックなニュアンスの中に、白胡椒のようなスパイシーな風味、ミネラリティ―ある酸が調和している。

    多様な面があるが、味わいは明るく軽やか。
    ¥4620

    Temps Present 2023
    タン・プレザン

    品種:ムニュ・ピノ100%
    植樹:1975年、2010年
    位置:標高100~150m
    土壌:砂を含む粘土石灰質
    醸造:琺瑯タンクで醗酵。琺瑯タンクでシュールリー熟成。翌年春に瓶詰め(ティラージュ)。1年後にデゴルジュマン。

    2023年に跡継ぎのいなくなった友人からムニュ・ピノの畑を買った。長い間バイロジック栽培で行われてきたため、畑の状態も特別良かったので購入に踏み切った。表土の石が少なく涼しい土壌で、23VTには際立って美しい酸の果汁が取れたので、一時醗酵後の試飲の結果、メトード・トラディショネルを造ることに決めた。キュヴェ名(”Temps Présent”=”今この瞬間”)とラベルは写真家に依頼。長時間露光で撮影した水平線がモチーフ。

    「澄明」という言葉が頭に浮かぶような澄み渡った味わい。辛口ですっきりとしているので暑い季節にも飲みやすい。
    ¥4840

  • Gérard Marula

    Gérard Marula

    ジェラール・マリュラ

    フランス / ロワール

    シノン近郊、ティゼ村外れに残る、ロワール川沿い西部でよくみられる、岩壁をくり抜いて設けられた原始的な横穴でワイン造りを行う。当主ジェラール・マリュラはロワールの醸造学校創業後、アンジュ自然派の先駆の一人ジョー・ピトンで研修。その後2004~2013年までロワールの老舗メゾン、シャトー・ド・クーレーヌで働く。その仕事と並行して、自身のドメーヌを2005年に立ち上げた。当初0.45haからスタートした畑は、現在は1950年植樹の古木カベルネ・フランの区画を含む3.2haにまで拡張。亜硫酸無添加で醸造しているが、そのワインには、ロワールのカベルネ・フランの格調高さと気品、素朴と野趣がないまぜになり、目覚ましい滋味は感動的。シノンが生んだ偉大な文豪フランソワ・ラブレーがもし口にすれば必ずや絶賛し、巨人ガルガンチュア(ラブレー代表作の主人公)にきっと何本も飲み干させたであろう味わいである。年産10,000本前後。

    ロワールについて

    大西洋岸に注ぐフランス最長の河(1,000km)の両岸に続く産地。「フランスの庭園」と呼ばれ、河沿いにかつての王侯貴族の壮麗な古城が多数点在する景観は、世界遺産にも登録されている。この地方はブドウ栽培の北限に近く、ワインは比較的酸が高い。ワインの名称と、それに含まれるワインの関係はかなり込み入っており、例えばソーミュール、アンジュなどの呼称は赤、白、ロゼのどれにも適応され、同じ呼称の中でブドウの品種も甘さの度合いも様々であることが、消費者を戸惑わせることが多い。ともあれ「このエリアはフランスで最も多様で、かつ軽んじられてきた産地。軽く、爽快で、はっきりとした酸味を持ち、昔から魅力的と言われているエリアなのに、現代のワイン消費者は、重さと強さに取り憑かれているため、ロワールは、正当な評価を受けていない」とジャンシス・ロビンソンは喝破する。ロワール河河口から上流に向かって、ペイ・ナンテ地区、アンジュー・ソーミュール地区、トゥーレーヌ地区、ロワール上流地区の、大きく4つのエリアに区分される。

    VdF – Les Gruches 2021
    レ・グリュッシュ

    品種:カベルネ・フラン
    植樹:1989年
    位置:標高70m、南向き
    土壌:フリント(火打石) 粘土
    醸造:28日間のマセレーション。木樽で15ヵ月間の熟成。

    キュヴェ名は畑の区画に由来。
    ¥5720

    VdF – Baconnelle 2021
    バッコネル

    品種:カベルネ・フラン
    植樹:1989年~2002年
    位置:標高80m、南向き
    土壌:砂質
    醸造:21日間のマセレーション

    この畑のある区画の、昔からの呼び名をキュヴェ名として付けた。
    ¥5280

    VdF – Allegro 2021
    アレグロ

    品種:グロロ・ノワール
    植樹:1991年
    位置:標高50m
    土壌:粘土石灰質
    醸造:ファイバータンクで3週間マセレーション。木樽で熟成。

    買いブドウで醸造。
    キュヴェ名の由来:第一にAllegroはgrolleauのほぼ完璧な頭文字で、「U」だけが欠けている。第二に、音楽では軽快でしなやかな演奏を意味し、第三に喜びを意味する。このワインはおそらく喜びを呼び起こすだろうと考えて名付けた。
    ¥4400

    VdF – Ange 2021
    アンジュ

    品種:シュナン・ブラン
    植樹:1989年、1915~1935年
    位置:標高60m、北西、南東
    土壌:粘土石灰質、粘土・シレックス
    醸造:バリックで6ヵ月間アルコール醗酵。バリックで18ヵ月間熟成。

    妻、子供たち、そして自分の名前の頭文字を取って名付けた。
    ¥5500

  • Domaine Landron

    Domaine Landron

    ドメーヌ・ランドロン

    フランス / ロワール

    1940年代以来、ナント近郊ラ・エ・フアスィエール村で栽培家としての歴史を持つランドロン家が、1980年にドメーヌでの元詰めを開始。1999年に、創業者の子息ジョセフ(愛称ジョー)が栽培をビオロジックに移行させ、さらなる栽培への探求を続け、2011年にはビオディナミ認証も獲得した。ワインと、ナントの土地への深い愛情がまばゆく輝くその作品は、低い収穫量と僅かな亜硫酸添加で、土地の特性を見事にとらえるジョゼフの真摯な職人肌の賜物。アンフィボリット – ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌは7ヵ月間澱とコンタクトさせ、この地方特有の海洋性角閃岩のテロワールを映す凜々しいミネラルと酸、ほどよい塩気が心地よい。またフォル・ブランシュ主体の、しっかりとしたガス圧のある辛口ヴァン・ムスーも、杏子とアーモンドのニュアンスと、活力あるミネラル感で非常に人気が高い。2021年よりジョーは徐々に引退、娘夫婦へとワイナリーの運営を引継ぎしていく。エレーヌとニコラの2人はこれまで羊を飼いチーズを造ってきたが、羊たちと一緒にワイナリーへと戻ってきた。

    ペイ・ナンテ地区について

    ロワール河の河口から約50km上流で、ローマ時代から交通の要衝だったナント市周辺に広がる地域。片麻岩と花崗岩豊富なミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ(約8,200ha)など、ミュスカデ関連の4つのAOCで知られるエリア。ミュスカデとはワインの名前であり、場所やブドウ品種の名前ではない。品種はシャルドネの従兄弟、ムロン・ド・ブルゴーニュ100%が義務づけられるが、通称としてこの品種をミュスカデ種と呼ぶことも、地元ではある。ムロン・ド・ブルゴーニュの名の由来は、樹の葉がメロンに似ているからだと言われる。ミュスカデは伝統的に大半がシュール・リー製法をとり、発酵槽の中で一定の期間澱と共に熟成を経て、風味と肌理を深める。その方法は、シャンパーニュが瓶内二次発酵時の澱とのコンタクトで風味を深めるのと同じ原理である。ワインは緑を帯びた淡い色調、白い花の香りや火打ち石の香りがあふれる極辛口で、わずかな塩味、そして堅固とも思える酸とミネラルは、小エビ、牡蠣、ムール貝などのシーフードとは、卓越した相性となる。

    ロワールについて

    大西洋岸に注ぐフランス最長の河(1,000km)の両岸に続く産地。「フランスの庭園」と呼ばれ、河沿いにかつての王侯貴族の壮麗な古城が多数点在する景観は、世界遺産にも登録されている。この地方はブドウ栽培の北限に近く、ワインは比較的酸が高い。ワインの名称と、それに含まれるワインの関係はかなり込み入っており、例えばソーミュール、アンジュなどの呼称は赤、白、ロゼのどれにも適応され、同じ呼称の中でブドウの品種も甘さの度合いも様々であることが、消費者を戸惑わせることが多い。ともあれ「このエリアはフランスで最も多様で、かつ軽んじられてきた産地。軽く、爽快で、はっきりとした酸味を持ち、昔から魅力的と言われているエリアなのに、現代のワイン消費者は、重さと強さに取り憑かれているため、ロワールは、正当な評価を受けていない」とジャンシス・ロビンソンは喝破する。ロワール河河口から上流に向かって、ペイ・ナンテ地区、アンジュー・ソーミュール地区、トゥーレーヌ地区、ロワール上流地区の、大きく4つのエリアに区分される。

    Muscadet – Amphibolite 2023
    ミュスカデ アンフィボリット

    品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ100%
    植樹:1970年代後半~1994年
    位置:標高60~70m、北・東・西向き
    土壌:海洋消滅の際に変成した角閃石
    醸造:18日間アルコール発酵。セメントタンクで4~12ヵ月間のシュール・リー熟成

    アンフィボリットとは角閃石のこと。緑色グラデーションのアンフィボリットは柔らかいミネラル分をワインに与える。フレッシュな味わいを楽しむため、春からその年の終わりまでに飲むとよい。暑い日にテラスなど屋外で飲むには最高のワイン。

    肩の力がほぐれるような優しいテクスチュアと、涼しい柑橘系の果実味や爽快な酸のニュアンスを併せ持つ、夏には特にオススメの白。
    ¥3960

    Muscadet Nouveau 2023
    ミュスカデ・ヌーヴォー

    品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ
    位置:標高60~70m
    土壌:粘土・石灰質
    醸造:セメントタンク醗酵。ステンレスタンクで1ヵ月ほど落ち着かせる。11月に瓶詰め。

    2024VT:「非常に降雨が多い年でベト病が蔓延する年であった。それでも少量のミュスカデ・ヌーヴォーを造ることにした。24VTのミュスカデ・ヌーヴォーはビオ転換中の区画のブドウから造られるので、ビオ認証はない。」
    ¥3080

    Vin Mousseux – ATMOSPHERES
    ヴァン・ムスー アトモスフェール

    品種:フォル・ブランシュ主体、ピノ・ノワール、シャルドネ
    植樹:1980年代~2000年代
    位置:標高60~70m、平地
    土壌:粘土砂質(フォル・ブランシュ)、砂礫土壌(ピノ・ノワール)
    醸造:セメントタンクで10ヵ月間熟成。12ヵ月間の瓶内二次醗酵ドザージュあり。

    ミュスカデ地区で、ビオディナミ栽培で収量を抑え、酵母添加も補糖もせずに優れたワインを造る。このキュヴェは、繊細な泡をもつ辛口のヴァン・ムスーで、フォル・ブランシュの酸が通り、アペリティフにも適している。

    ラベルは、ワインの詩情を漂わせるパリの画家、ミシェル・トルメーの作品。

    杏子とアーモンドのニュアンスと、活力あるミネラル感。温暖化により、果実の糖度が上がりがちなので、近年は成熟の遅く酸の高いフォル・ブランシュ種の割合を増やしている。
    ¥4620

  • Laherte Frères

    Laherte Frères

    ラエルト・フレール

    フランス / シャンパーニュ

    1889年、ドメーヌとして創業。現在7代目のオーレリアンとその父のティエリーが、エペルネの南西シャヴォ村周辺の11haの自社畑を管理する。父ティエリーの代からビオロジック栽培に取り組み、近年はアルザスの気鋭ジュリアン・メイエなどでも経験を積んだオーレリアンが、その経験を生かしビオディナミ栽培に転換した。数多いキュヴェの中でも「レ・ヴィーニュ・ドートルフォワ」は1948~60年植樹の木のみ、「レ・ロング・ヴォワ」は1965年と70年植樹の木のみから醸造するなど、古木へのこだわりも並外れたもの。さらなる試みは、古代品種プティ・メリエ、アルバンヌの他、ピノ・グリ、ピノ・ブランにシャンパーニュの基本3品種を加え醸造する「レ・セット・セパージュ」。栽培が困難でかつ低収量の2つの古代品種の素晴らしさを、情熱と忍耐で見事に表現・開花させたこのキュヴェは、今後のシャンパーニュのさらなる可能性を鮮やかに示唆する偉大な1本とさえ言えるだろう。

    コトー・シュッド・デペルネについて

    コトー・シュッド・デペルネはサブリージョン名ではなく、1996年に地域振興と同地域のシャンパーニュの認知拡大を目的に設立された生産者協会の名前。エペルネの街の南にある13の村により設立され、原産地呼称制度により定められた名称ではない。

    シャンパーニュについて

    パリの北東約150km、北緯49~50度で、近年のイギリスなどの例外的な地域を除くブドウ栽培の北限とされる寒冷な地方。年間平均気温約10.5℃。約32,900haにおよぶAOC圏は319の村、240,000の区画にまたがり、栽培農家は約19,000軒。自社瓶詰め生産者も約2,000に達するが、全生産量の約3/4は、モエ・エ・シャンドンなど大手6社が占める。地質的には中生代白亜紀後期の白亜質石灰、およびジュラ紀キメリジアン階の泥灰岩、石灰岩が中心となる。1600年代末までは非発泡ワインの産地で、現在の瓶内二次発酵、およびデゴルジュマンを経る通称“シャンパーニュ方式”での製法を発見・定着させたのは19世紀、ヴーヴ・クリコの功績である。よく俗説に出るドン・ペリニオンは、実際は存命時の17世紀には邪魔ものとされた泡を、いかに抑制するかに腐心したとされている。またこの地は、寒冷地ながら、ブルゴーニュよりさらに多い10.4t/haもの法定上限収量が認められている。

    Brut Nature – Blanc de Blancs
    ブリュット・ナチュール ブラン・ド・ブラン

    品種:シャルドネ100%
    植樹:1980年代
    土壌:粘土石灰質、地中は石灰質
    醸造:バリックで保管(熟成)したリザーヴ。ワインを毎年50%の比率でアッサンブラージュ。
    最良の区画のシャルドネ(樹齢約35年)によるブラン・ド・ブラン。シャルドネのミネラルとピュアな味わいを特徴とするキュヴェ。
    ¥10560

  • José Michel & Fils

    José Michel & Fils

    ジョゼ・ミシェル・エ・フィス

    フランス / シャンパーニュ

    ミシェル家はエペルネ南部のムースィ村で1847年から続くブドウ農家で、1955年から5代目にあたるジョゼ・ミシェルが責任者となり、以来、伝統手法と古典原理を堅守して長命なシャンパーニュを生産してきた。レコルタン・マニュピュランの先駆者でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことは、忘れてはならない彼の功績だ。2019年11月にジョゼが亡くなり、孫のアントナン・ミシェルへと世代交代した。祖父から受け継いだ伝統を敬意を払いつつも、同世代のグローワー・シャンパーニュの生産者達から多くの影響を受けているアントナンは、バイオロジック栽培の転換や醸造設備への投資を行い、2021年の収穫をベースとするシャンパーニュからエチケットを一新。エチケットの変更はメゾンのイメージも大きく変えてしまう変化ではあるがアントナンにとっては、どうしても必要なことで、新たなジョゼ・ミシェルのシャンパーニュ造りに直往邁進する。

    コトー・シュッド・デペルネについて

    コトー・シュッド・デペルネはサブリージョン名ではなく、1996年に地域振興と同地域のシャンパーニュの認知拡大を目的に設立された生産者協会の名前。エペルネの街の南にある13の村により設立され、原産地呼称制度により定められた名称ではない。

    シャンパーニュについて

    パリの北東約150km、北緯49~50度で、近年のイギリスなどの例外的な地域を除くブドウ栽培の北限とされる寒冷な地方。年間平均気温約10.5℃。約32,900haにおよぶAOC圏は319の村、240,000の区画にまたがり、栽培農家は約19,000軒。自社瓶詰め生産者も約2,000に達するが、全生産量の約3/4は、モエ・エ・シャンドンなど大手6社が占める。地質的には中生代白亜紀後期の白亜質石灰、およびジュラ紀キメリジアン階の泥灰岩、石灰岩が中心となる。1600年代末までは非発泡ワインの産地で、現在の瓶内二次発酵、およびデゴルジュマンを経る通称“シャンパーニュ方式”での製法を発見・定着させたのは19世紀、ヴーヴ・クリコの功績である。よく俗説に出るドン・ペリニオンは、実際は存命時の17世紀には邪魔ものとされた泡を、いかに抑制するかに腐心したとされている。またこの地は、寒冷地ながら、ブルゴーニュよりさらに多い10.4t/haもの法定上限収量が認められている。

    Prémices
    プレミス

    品種:ピノ・ムニエ70%、シャルドネ30%
    植樹:1970~2000年代
    土壌:粘土・石灰質
    醸造:ステンレスタンクと木製樽で発酵。ステンレスタンクと木製樽で8ヵ月間熟成しアッサンブラージュして瓶詰。15か月以上瓶内シュール・リー熟成。リザーヴ・ワイン:30-50%

    旧ブリュット・トラディションと同格である、メゾンのエントリーレベルのシャンパーニュ。エペルネ近郊、ヴァレ・ド・ラ・マルヌからの畑のブドウを使用。細身で伸びやかな、新生シャンパーニュ・ジョゼ・ミシェルの名刺代わりのシャンパーニュ。世代交代とともに、新しいキュヴェ名とエチケットに変更。
    ¥7590